ロール製作
フィルムやシートの押出機、スリッター、延伸機、コーターマシン、製紙関連機械等に幅広く使用されているロールはシンプルな外観に反して非常に精密な工業用部品です。当社では長年の経験に裏打ちされた技術力を活かし、あらゆる用途、あらゆる精度のロールを製作加工することが出来ます。
金属ロール製作
ジャケットロール、ナイフロール、コーターロール、ガイドロール等各種ロールの製作加工から表面処理、最終の表面仕上げまでを社内で一貫生産できる体制を整えています。
ロール製作工程

ロールの種類と特徴
キャスティングロール
要求される特性
鏡面性、表面粗度管理、冷却効率 等
オテックで製作するキャスティングロールの特徴
  • 超鏡面仕上げ(0.05S以下)から各種梨地仕上げまで様々な表面仕上げに対応できます。
  • お客様のご要望に応じて、冷却効果を高める様々な内部構造に対応可能です。(2重管、ペリフェリ、スパイラル、ボワード 等)
キャスティングドラム スパイラルタイプのロール内筒
ポリッシングロール
要求される特性
鏡面性、表面粗度管理、ロール精度 等
オテックで製作するポリッシングロールの特徴
  • 超鏡面仕上げ(0.05S以下)から各種梨地仕上げまで様々な表面仕上げに対応できます。
  • ブロッキング防止と鏡面性の両立を目的としたミラーポケット仕上げが可能です。
  • ロール精度2/1000mm以下の高精度ロールの製作加工が可能です。
  • お客様のご要望に応じて、冷却効果を高める様々な内部構造に対応できます。(2重管、ペリフェリ、スパイラル、ボワード、ドリルド 等)
 
鏡面ポリッシングロール  
予熱、冷却ロール
要求される特性
冷却効率、加熱効率、表面温度の均一性 等
オテックで製作する予熱、冷却の特徴
  • お客様のご要望に応じて、冷却効果を高める様々な内部構造に対応できます。(2重管、ペリフェリ、スパイラル、ボワード 等)
  • 当社のオリジナル表面処理テフ・ロックを使用することで、予熱、冷却段階でのオリゴマー等の汚れ付着を防止することができます。(詳しくはテフ・ロックの項目をご参照下さい)
延伸ロール
要求される特性
鏡面性、表面粗度管理 等
オテックで製作する延伸ロールの特徴
サクションロール
要求される特性
バキュームもしくは吹き出し用の穴加工
オテックで製作するサクションロールの特徴
  • 金属箔成形ライン向けに穴数10,000個のサクションロールの加工実績があります。
  • 表面粗度の調整も可能です。
  • 穴数に関わらず良好なめっき加工が可能です
エンボスロール
要求される特性
柄仕様、彫刻精度 等
オテックで製作するエンボスロールの特徴
コーターロール
要求される特性
ロール精度、鏡面性 等
オテックで製作するコーターロールの特徴
ナイフロール
要求される特性
ロール精度、刃先精度、刃先の直線性 等
オテックで製作するナイフロールの特徴
  • 刃先の精密平面研磨によりシャープエッジを作り出すことが可能です。
  • 刃先着脱式のロールにも対応しています。
  • μ単位のロール精度で加工することができます。
  • 中古ロールのメンテナンスも可能です
ナイフロールの刃先 鋭角のナイフロール
替え刃式ナイフロール 替え刃式ナイフロール
圧延ロール
要求される特性
ロール精度、鏡面性、硬度 等
オテックで製作する圧延ロールの特徴
ガイドロール
要求される特性
軽量化、鏡面性 等
オテックで製作するガイドロールの特徴
アルミ製ガイドロール カーボンロール
カーボン・銅めっき・クロムめっきの3層構造
ロール加工設備
汎用旋盤 6台(最大径600×6000まで社内加工可能、それ以上については協力会社での外注加工となります)
マシニングセンター 1台
ラジアルボール盤 1台
縦型フライス 1台
円筒研磨機 3台
ダイナミックバランシングマシーン 1台
その他 溶接設備等
弾性ロールの製作
弾性ロールは製紙、繊維、各種フィルム、アルミ箔業界等において、主に仕上げ工程のカレンダー掛けに使用されています。紙や布などを加工する際に、スチールロールと弾性ロールの間でニップすることにより、平滑で光沢のある製品を成形することができます。また、エンボス加工されたスチールロールを使用して、弾性ロールに凸凹をあらかじめ転写し、そのエンボスロールとニップすることにより、製品に型付けを行うことにも用いられています。 このように弾性ロールを用いることにより、製品に様々な付加価値を付与することができます。当社では、径820mm、面長3,800mm、最大5トンまでの弾性ロールの製作加工が可能です。
弾性ロール特性比較
弾性ロールの名称 適正硬度
Hs/D
最大ニップ圧力
kg/cm
最大速度
m/min
効果
ニューコットンロール
New Cotton Roll
70〜80° 250 300 光沢効果
ウールンペーパーロール
Woolen Paper Roll
82〜86° 300 700 平滑
光沢効果
スペシャルホワイトコットンロール
Special White Cotton Roll
82〜88° 450 1000 平滑
光沢効果
ミルコンペーパーロール
Milcon Paper Roll
87〜90° 500 300 耐熱
耐ニップ圧
(表中数値は正規トレーニング完了、均一荷重とする)
ロールの種類 New
Cotton Roll
Woolen
Paper Roll
Special White
Cotton Roll
Milcon
Paper Roll
特性
硬度の上限 Hs/D 82° Hs/D 86° Hs/D 88° Hs/D 91°
表面限界温度 80℃ 80℃ 95℃ 130℃
耐高速操業性 × ×
耐圧性 ×
復元性 ×
耐熱性 × ×
平滑度 ×
耐久性 ×
トレーニング時間 長い 長い 短い 短い
品質のバラツキ
硬度のバラツキ
水洗い ×
光沢・温度ムラ
(◎優)(○良)(△可)(×否)